沙羅からのお便り 2018年8月1日

沙羅からのお便り 8月1日

 

「暑いですね」ご挨拶の日本語は、これしかない・・・そんな毎日です。

日本にはもっと美しい夏の言葉がたくさんあるはずなのに。

沙羅の喫茶タイム Sara Art Cafeでは「朗読カフェ」を開催しています。

” 終焉の時を迎えたという元彼からの伝言、「会いたい」と。
思い出したくない、自分自身をも嫌悪した暗い闇の時代。
ゴシゴシと消しゴムで消し去ったはずの時がよみがえる。
若さゆえの錯誤、過ちの年月。
どこかで、「もういいじゃないか。」の声が聞こえる。
「人はみな重ねた年の数だけの思いを持って生きているのだから。」の声がする。”

山本周五郎の時代小説、夏目漱石の夢十夜、自作の文章、素敵な静かなひととき、感動に出会える時間を楽しんでいます。

朗読のお教室で研鑽を重ねたベテランの方、そうでもない方、それぞれの個性がご自身の感動を伝えてくれています。

私には幼いころ、「良い子」にしていないと、怖い叔母から叱られるので、人形遊びと読書だけが家の中での友達だった。そんな思い出があります。

忙しさに追われて、すっかりご無沙汰をしていた読書の時間が戻ってきました。

「シャンソンは人生を歌う文学」シャンソンの歌詞を音読するのもまた素敵な味わいがあります。どうぞ、一度お出かけくださいませ。

 

「朗読カフェ」は毎月第1土曜日、14:00~です。

 

沙羅店主

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