沙羅からのお便り 2013年6月21日

ありがとうございました。
市川巴里祭が終わりました。たくさんのお客様、ありがとうございました。市川巴里祭友の会の一同と共にお礼申し上げます

フランスの巴里祭は7月14日フランス革命の記念日で軍の装甲車が街をパレードする式典が行われているときいています。
日本のパリ祭は40数年前にシャンソンの大スター歌手、石井よしこさんが華やかなシャンソンの祭典として開催されたのが始まりのようです。今では7月になると日本中のあちこちで賑やかにパリ祭が開催されるようになりました。

30年ほど前、私も巴里祭を観賞に行ったことがありました。帰り道、シャンソンの余韻を温めていたくて、行きつけのバーに寄り道をしました。背の高い椅子に座ると、目の前にポスターが貼ってあります。
「今この方の歌を聴いた帰り道」と私、カウンターの中のママから「私の息子よ」の声!ポスターの青年はシャンソン歌手《井関真人》さんでした。
これが私と、シャンソン界のかかわりの始まりでした。きれいで、燃えるような情熱的なママはひどく魅力的で・・・真人さんとは全然似ていません、彼はお父様似なのだと思います・・・

ママが体調を崩されて閉店することになりました。巴里祭がご縁で私が「バー沙羅」の後を借りてリニューアルをし、シャンソニエとして沙羅の経営を始めることになったわけです。
5年目にあこがれの市川巴里祭がスタート。大空を羽ばたいておられる石井先生の真似事を、生まれたばかりのヒヨコの沙羅が怖いもの知らずに始めたわけです。

いろいろな方々に助けていただきながら今回、19回めを無事終了できました。

沙羅オープンの時も、市川巴里祭のスタートの時も、井関さんにはじめたくさんの方々のお世話になりました。心から感謝、感謝です。

そして、ずっと長い間 市川巴里祭にお出かけくださいますお客様、ありがとうございます。心からお礼申し上げます。

沙羅オーナー・内山ゆ里子